2011年1月12日・14日

今年に入ってから夫の寝言が減った。

いや、正確にいうと私が熟睡していて寝言で起きなくなった。

規則正しい生活と適度な疲れは睡眠リズムも整えるようだ。

忙しかったりしたのもあって更新をさぼっていたが在庫は溜まっていないのであった。

1月12日　1時41分

（夫のパンチをくらい目を覚ます）

たまたまだったのか。

○○。○○。（聞き取れず）

部長をよろしくね。

熟睡していてもやはりパンチをくらうと目が覚める。

だがパンチと全然関係ない寝言だ。

単に寝相が悪いだけなのであった。

1月14日　3時34分

あと何持ってるかみないと。

あと5巻。

（探し物をしている様子で私の顔を探る）

なに？

すごいね。

美談だね。美談。

びだんびだんびだーーーん。

あぷー。ふぅーう。

美談なのに響きの方が気にいったらしくびだーんと騒ぐ。

意味のない擬音ばかり繰り出すのはやめてほしい。

3時37分

パンダの真似しろ。

無理です。

3時42分

水かけだ。

水かけざぶーん。

言葉のイメージだけで適当にしゃべっていることがよーくわかる寝言だ。

けっこう単純なのね。

4時0分

教えて。かあさまー。

いつもは私のことを「かあさん」と呼ぶがこの日は教えを乞うため

「かあさま」になっている。

しょうがないな、教えてやろう。

でも何を？

6時1分

次いって次。

欲しいもの。紙に書いてさ。

欲しいものを紙に書いたら買ってくれるのだろうか。

じゃあ一軒家とスマートフォンとパン焼き機とDVDレコーダーと……

あ、寝言に言っても無駄か。