夫の寝言 2007年11月30日
夜中、夫が突然ブワッと布団を持ち上げた。
つい最近までアイスノンを使用していた暑がりの夫のことだから
寒くなってきてそれまでかぶっていなかった布団を急にかぶったのかと思った。
だけど違った。
夫はその後、リズムよくズリッズリッと私の方ににじりよってきた。
あおむけのそのままの姿勢で。
しかも私をベッド下に落とす勢いで。しかも楽しそうに。
私が落とされるもんか、とその場で石のように固まると
先に進めなくなってしまったためか夫が目を覚ました。
すごく楽しい夢でも見ていたのだろうか?
目が覚めたとたん、「あれ?」と不思議そうに言っているけれど顔は笑顔だ。
3時32分
あれ? あれ?
急に目覚めて事態が飲み込めていないようなので私が
夢みてたんですよー
と声をかけた。
すると夫、
違うよ。押し出していたんだよ。
…かわいそすぎる。
と言い出した。
これは!!
寝ぼけている!!
起きたと思ったけれど、これは確実に寝言だ。
そう判断して慌てて携帯を手にとり会話を残す。
実は22日にも同じようなことが起こった。
その時は夫が寿司を握るような動作をしていたので
不思議に思って観察していた。
寿司を握っては食べ、寿司を握っては食べしている。
とふと夫が私の視線に気付いたのか目をさました。
そしてつけっぱなしで寝ていた低周波治療器を「あっ」とか言って取り、
忘れてたよ、とかなんとか言いながら立ち上がってコードをくるくると仕舞い始めた。
起きたのなら寿司の夢が聞けるかもしれないと思い
お寿司握るような動作してたよー、夢みてたの? と聞いた。
ところが夫の返事は
「そうだよ。寿司を握るフリをしていたよ」
的なものだった。
そして握るフリしてたのは夢などでは決してないと力説しはじめた。
そこで初めて私は「夫は起きているように見えて実は寝ぼけている」
という事実に気付いた。
しまったー! これは夫のセリフをちゃんと記録しておくべきだった…。
後悔しても遅い。
次からは怪しいときはちゃんと早めに記録だ!
夫の場合、起きているように見えても起きているとは限らない!
そう自分に言い聞かせた。
そしてその決心からそう遠くない今日、夫の寝ぼけに早めに気付けた。
ふふふ。
心の中でガッツポーズ。
もちろん朝、夫に確認したところ一つも記憶はなかった。
きちんと記録できたことに自己満足の早朝であった。
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